詩や短歌の指導

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詩や短歌の指導

ここでは詩や短歌の指導についてまとめてみます。
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本来であれば

 

詩と短歌は別々に論じなければいけない文学作品ですが

 

少ない文字数にのせた思いを読んでいる

 

という点で強引に一つにしてしまいました。

 

強い思い入れがある方がいらっしゃったらすみません…。

 

 

 

教科書教材として掲載されている詩について

 

先生方はどのような指導をされているでしょうか?

 

私は

 

詩を音読させ

 

詩をノートに視写させ

 

そして作者の意図を考えさせたり説明したり・・・。

 

 

 

こんな授業をしてきました。

 

つまらない授業ですよね…。

 

 

 

短歌についても同じような感じです。

 

音読させ、視写させ、分からないところは説明する…。

 

全く身に付けさせたい力について明確にしていなかったと反省しました。

 

 

 

そんな時

 

地区の国語の学力テストで詩の読解が平均より低いと発表があり

 

光栄なことに?その分析と授業公開を命ぜられました。

 

 

 

苦手な短文指導…。

 

でも逃げるわけにはいきません。

 

これを機会に少し勉強してみようと

 

快く?引き受けました。

 

 

 

テストのテキストや問題は

 

著作権の関係でここに載せるわけにはいかないのですが

 

必要な国語の学力として

 

詩の読解(やはり問題は結構難しかった…。)が

 

学力テストに盛り込まれている限り

 

授業では詩の読解力を身につけさせる必要があります。

 

 

 

ところで詩はいったい文学としてどのような枠割を果たしているのでしょう?

 

他の文学作品や美術作品と同様

 

作者の思いが込められている作品だということを

 

忘れてはいけないことに気づきました。

 

作者のテクニックや

 

効果的な書き方を指導するにも

 

作者の思いと結び付けなければ

 

詩の指導にはならないのではないかと思いました。

 

 

 

そこで命ぜられた公開授業では

 

作者の思いを読み取ること

 

そして思い切って

 

短歌の指導を通して

 

詩の読解力にもつながるように

 

指導案を組み立ててみました。

 

どうしても少ない時数での指導になりますので

 

詩も短歌もと詰めてしまいましたが

 

本時の授業では

 

子ども達は

 

啄木の境遇や思いについて考えていました。

 

これをこれからも継続できるようにしていきたいと思っています。

 

 

短歌指導の全体構造と指導案はこちらからダウンロードできます。

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