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国語の教材解釈と教材分析はどう違う?
もう一つ国語の指導で難しいな、と思うところがあります。
それは
教師の「教材観」をどのように扱うか
自分の教材観をしっかり持つというのはとても大事なことです。
たくさん教材研究をした人は、自分なりの強烈な教材観を持っています。
それはそれで素晴らしいです。
でもそういう人に限ってつまらない授業をします。
なぜなら
「一生懸命した教材研究の成果を子どもに押し付ける」
からです。
(年配の先生方に多いと思います。)
本当に時間をかけて教材研究をして
でも、一生懸命教材研究に取り組んだ人ほど
子ども達を教材の解釈までしっかり導こうとするのです。
気持ちは分かります…。
でも、私たちの仕事は
子ども達に
国語の力
を身に付けさせることです。
一つの教材の解釈を教えることではありません。
一つの教材を通してねらった学力を身に付けさせることが仕事です。
「教材解釈」は必要です。
でもそれを
「教材分析」
と間違わないことです。
自戒の意味を込めて書きました。
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