国語指導では叙述や言葉にこだわる!

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国語指導では叙述や言葉にこだわる

国語の授業で登場人物の心情を考える授業は多いと思います。

 

それはそれでいいのですが、

 

子ども達は心情を大まかに理解する力を

 

どの子もある程度は持っています。

 

全く見当はずれな意見を言う子は少ないです。
国語指導,叙述,言葉

 

 

 

だれが読んだって

 

「ごんぎつね」

 

を楽しいとは思いません。

 

だれが読んだって

 

「きつねのおきゃくさま」

 

をハッピーエンドだとは思いません。

 

 

 

でも、

 

子ども達の国語の力が備わっているかというと

 

そうでない場合が多いですよね?

 

私はその原因は

 

「叙述や言葉へのこだわり」

 

がないからだと感じています。

 

子どもも教師もです。

 

どちらかというと教師に叙述や言葉へのこだわりがないから

 

子どもにも伝わっていないのではないでしょうか?

 

 

 

 

ある日の研究授業のことです。

 

1年生の「けんかした山」という題材で授業が行われました。

 

子ども達がたくさん発表し

 

活気あふれる授業でしたが、何かが足りません。

 

 

 

それは

 

「叙述(言葉)へのこだわり」

 

です。

 

 

 

「けんかした山」でお月様はこう言います。
国語指導,叙述,言葉

 

 

おやめなさい。

 

そうで ないと、

 

もりの どうぶつたちは、

 

あんしんして ねていられないから。


 

その叙述に関して子どもが発表した時に

 

その担任の先生は

 

 

「そうだよね、ねていられないよね」

 

 

という返しで済ませました。

 

 

 

もったいなくないですか?

 

 

 

あなたは

 

「安心して寝ていられない」ってどんな状態だと思います?

 

心が安らぎ、1日の疲れを癒せる睡眠ができないんですよ?

 

私なら死んでしまいそう(笑)

 

 

 

このような人間の生死?根源?に関わるような叙述

 

子ども達に深く想像させられるような叙述をスルーするとは…。

 

 

 

ここでこそ

 

「叙述に即した読み」

 

が重要になってくるのではないでしょうか?

 

 

 

私だったら

 

 

「(子ども達に向かって)みんなは、どんな時に安心して寝ていられないかな?」

 

「安心して寝ていられなかったら、人間(私たち)はどうなるかな?」

 

 

と子ども達に発問します。

 

 

 

これが読み深めではないでしょうか。

 

 

 

その時の動物たちの心情

 

お日様やお月様の行動

 

 

 

それらをじっくり考えさせるために

 

教材分析だったり

 

補助発問だったりが大事になってくるなあ。

 

そんなことを改めて思いました。

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