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柳田邦男 犠牲・言葉が立ち上がる時

このページでは柳田邦男さんという方の著作を2冊紹介します。

犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)

言葉が立ち上がる時

 

 

私は柳田邦男さんの著作をほとんど読んでいます。

 

大学生時代に読んだ

 

「犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日」

 

を読んでからです。

 

 

 

「犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日」は、

 

中学生の時に同級生から受けた眼球への障害がきっかけで

 

柳田邦男さんのの息子洋二郎さんに

 

心の病が徐々に表面化してきたことから物語は始まります。

 

 

大学生になった洋二郎さんは

 

心の病がもとでがっこうにも思うように通えず

 

父親である柳田邦男さんと大学について話をした後

 

自分の部屋で自殺をします。

 

 

柳田邦男さんは自殺ではなく

 

「自死」

 

という表現を使われています。

 

 

自死した洋二郎さんの意識は戻らず

 

そのまま脳死状態に。

 

心を病みながらも

 

または、病んでいたからこその考えなのか

 

自己犠牲に思いを馳せていた洋二郎さんの気持ちを汲み

 

柳田邦男さんは

 

洋二郎さんの腎臓提供を決意します。

 

 

 

科学的な視点でのみ脳死について語るのではなく

 

「二人称の死」という視点が重要だと説いています。

 

愛息を亡くされた柳田さんだからこその視点だと思います。

 

 

 

 

「言葉が立ち上がる時」は

 

「犠牲(サクリファイス)」以降の著作の集大成のような仕上がりです。

 

生と死、災害を取材し本にしてきた柳田邦男さんの視点から

 

言葉について真摯に向き合っていることが伝わります。

 

 

子ども達に言葉を通して伝える仕事についている私たち教師こそ

 

読むべき本だと思います。

犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)

言葉が立ち上がる時

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