教務主任は教頭と緊密な連携を!

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教務主任は教頭と緊密な連携を!

教務主任にとって教頭は上司です。

 

そんなこと誰でも分かってますよねm(_ _)m

 

来る日も来る日も職員室の机は隣

 

お互い校長室のようなところも教室もないから

 

いつも職員室でパソコンをカタカタ。

 

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出典:タカラトミーHP

 

画像に特に意味はありません…。

 

 

 

私はおかげさまで教頭には恵まれて

 

一度も険悪な雰囲気になったことはないです。

 

でも、

 

教務主任として

 

学校経営の一端を任されるわけですから

 

教頭との関係はもちろんスムーズな方が望ましいです。

 

このページのタイトルに「緊密な連携を」

 

という言葉を使いましたが、

 

緊密な連携のためには

 

親密な関係が必要です。

 

 

 

だからといっておべっかを使ったり

 

必要以上になれなれしくしなくても大丈夫です。

 

お互い教育のプロなのですから

 

子供達のよりよい成長のために

 

協力していける関係性を築くだけで大丈夫です。

 

 

 

もしかしたら

 

年齢の関係もあって上手にいかない場合もありそうですが、

 

教頭は管理職、上司です。

 

年齢は関係ありません。

 

 

 

 

しかし年齢の他にも

 

性別だったり、性格だったり

 

趣味だったり、家庭だったり

 

いろいろと隔たりを感じることも多いものです。

 

そんな時にこんな本と出会いました。

人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣

もともとは営業マンの方々に向けたビジネス書ですが

 

我々教師もあるときは営業マン

 

あるときは究極のサーブス業でなければならないと

 

私は思っています。

 

よくお宅にも来ませんか?飛び込み営業の方が。

 

本当にお疲れ様と言いたくなるくらい疲弊しきっている方も見えます。

 

営業マンの方々はほとんどが初対面の人間と

 

コミュニケーションをとらなければなりません。

 

そんな初めて会う人と心を通じ合わせなければいけない

 

営業マンの方々が絶賛している本です。

 

 

 

 

もちろん私も読みましたが

 

「今すぐにでも実践できそう」

 

そう思わせてくれる本でした。

 

人と人のつながりって最終的には心なんだなと思いました。

人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣

 

 

 

 

緊密な連携のためには窓口の一本化を!

長くなってしまいすみません…。

 

さて、いよいよ本題です。

 

緊密な連携と一言で言っても何をどうすればいいのか?

 

先ほどの営業マンの話のように

 

心を通わせれば大丈夫なのか?

 

もちろんそれも大事ですが

 

私が実際に教務主任になって感じたのが

 

「教頭が知ってて、私が知らないこと」

 

「私が知ってて、教頭が知らないこと」

 

が思った以上に多かったのです。

 

もちろん学校に関わることです。

 

 

 

 

その原因は2つあります。

 

1つめは、学級担任や生徒指導主任など

 

校長、教頭、教務主任以外の先生方の

 

相談や報告窓口です。

 

教頭が管理職ですから、教頭が窓口になるのが当たりまえですよね。

 

でも、私も教頭と共通理解をしておきたいこともあるので

 

校長、教頭にお願いをして

 

できる範囲で情報を共有してもらえるようにお願いしました。

 

 

 

 

その内容は歴任校で違いますが、

 

例えば学年通信や学級通信を発行する際に

 

あなたの学校は誰にチェックしてもらいます?

 

教頭先生にチェックしてもらう所もあると思います。

 

もちろん最終チェックは管理職の教頭ですが

 

その前に私にもチェックさせてもらうようにしていました。

 

そうすれば学年や学級の動きが把握しやすいし

 

「もっとこうしてほしい」

 

とか

 

「こうすればよくなりそう」

 

ということを伝えることができます。

 

 

 

 

学級担任が教頭にチェックしてもらってからだと

 

私が直すわけにいきません…。

 

また、私が最初にチェックすることで

 

教頭の負担もかなり軽減されるようです。

 

大規模校ならなおさらですよね。

 

 

 

またお互いにチェックし合うことで

 

学年や学級、行事や活動についての

 

コミュニケーションが強化されます。

 

これも大きなメリットでした。

 

 

 

「なんだ当たり前のことじゃないか」

 

と思われた先生方は

 

素晴らしい学校組織でお仕事をされているのだと思います。

 

中にはそうではない職員室もあるようです。

 

 

 

教頭と教務主任が共通理解したものを

 

校長に具申することが本当に大事です。

 

もちろん、教頭に知らせないで

 

自分だけの判断で具申しに行ったら絶対だめですよ!

 

 

 

 

ここに書いたのは一例です。

 

学校によっては様々な状況があると思います。

 

教務主任なったら教頭との連携を大事にして

 

円滑な学校運営を心がけたいものですね。

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