浮いている子どもを見つけたら

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浮いている子どもを見つけたら

クラスから浮いている子を見つけた場合は注意が必要です。

 

最悪の場合いじめや不登校につながってしまう危険性があるからです。

 

もしクラスから浮いている子を見つけたらすぐに教師が関係性を保つことが大事です。
浮いている子ども

 

浮いている子にすぐに声をかけ一緒に遊ぶことが大切だと思います。

 

その子の心を軽くしてあげるとともに一人ではないことを態度を持って伝えてあげましょう。

 

その中で悩んでいることや気になっていることを聞き出せればいいですね。

 

悩みや不安を共有してあげることでだいぶ心が安定すると思います。

 

 

 

教師もそうですよね。もし職員室で自分が浮いていると感じたら?

 

誰も話しかけてこなかったら?

 

私だったらすぐに不登校になりそうです。自分の居場所がないって恐ろしいですね…。

 

 

 

一緒に遊んでいるうちにその子が持っているかもしれない原因とクラスの子供達が抱いている思いを探ります。

 

その子に原因がないかもしれないし、もしかしたらトラブルがあったかもしれない。

 

クラスの子供達に原因があるかもしれないし、ないかもしれない。

 

たくさんの話をしながら外堀を埋めていき真実に辿りつければ、後は適切な指導をするだけです。

 

 

 

指導をした後はクラスでお互いのよさを確認し合う場を作ればいいと思います。

 

私は帰りの会(帰りのホームルーム)でよい行いを認め合う場を作りました。

 

どんな小さなことでも「えらい」とか「すごい」って言われると子供達は喜びます。

 

もちろんなかなか名前が出てこない子供もいますからその辺は配慮して教師から発表したり、

 

そばにいてその行為を見ていた子に「帰りの会で発表してくれる?」って頼んだり。

 

そういう場を積極的に設定し、浮いていた子の様子を観察してきました。

 

 

 

また同時に私たち教師自身の言動にも注意しましょう。

 

教師が偏った見方で接すると子供達にも伝わります。

 

「あ〜、この子には先生みたいに接していいんだな」と思う子供が出てきます。

 

例えば頼んだことを忘れていたときに

 

「しっかりしてよ〜」

 

なんて言葉をみんなの前でいってしまった時笑いが起きたりします。

 

子供はすぐにまねします。

 

「おいお前、しっかりしろよ〜」

 

なんて言葉が子供達から出てきたら要注意です。

 

教師の言動が原因になることもあるってことですね。

 

 

 

子供の関係にも、自分自身の言動にも注意しながら

 

固定化されるような人間関係を作らないような学級経営につなげていきたいものです。

 

 

 

 

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