小学校部活指導の心得

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小学校部活指導の心得

部活動のある学校によって

 

部活の種類や

 

対象学年が変わってくると思いますので、

 

ここではあくまで一般論として書きたいと思います。
小学校部活指導,心得

 

 

 

2分の1成人式のねらいは?親の感動?

 

の記事にも書きましたが、

 

我々教師の一番の目標は

 

子どもの健やかな成長です。

 

 

 

そのために我々がいるのです。

 

子どもに健やかに成長してもらうために

 

各行事、各教科等で

 

ねらいをしっかり設定します。

 

どんな力を付けさせるのかが大切です。

 

 

 

では、部活動のねらいとは何でしょうか?

 

そのねらいで子ども達は健やかに成長するでしょうか

 

 

 

私は常にここに立ち戻ることにしています。

 

 

 

それを達成するためには

 

教師の指導力向上が必須です。

 

教科指導と一緒です。

 

国語の指導で国語力を付けさせるために

 

国語の指導書を購入して勉強するのです。

 

国語の指導力のない教師が

 

子ども達に国語力を付けさせられるわけがありませんよね。

 

まずはそこがスタートだと思います。

 

 

 

担当した部活動が

 

自分の競技歴に該当する場合もあります。

 

しかしスポーツ指導は

 

私たち教師が思っている以上に変化しています。

 

 

 

私は中学生の時に陸上部でしたが、

 

部活動の最中に

 

水を飲ませてもらえませんでした。

 

「水を飲むやつは強くなれない」

 

と言われ部員はみんな本気で信じていました。

 

よく死ななかったと思います…。

 

今では考えられません。

 

今は水分はこまめに補給する方が

 

パフォーマンスが向上することが科学的に証明されています。

 

 

 

上で例えたように

 

部活動の指導は

 

水の飲み方一つとっても変わっています。

 

各種目でいえば

 

野球部のピッチャーの腕の振り方

 

バレーボールでいえばアタックの時の腕の振り方

 

これらは指導者がしっかり勉強をしないと

 

子どもにケガをさせてしまいます。

 

時代の流れに乗った指導も必要です。

 

サッカーでいえば戦術の変容が挙げられます。

 

 

競技歴のある部活動でも

 

一度新しい視点で

 

勉強をし直すと

 

自分の指導力も高まりますし、

 

子ども達の力も伸びていきます。

 

 

部活動を組織化する

学校規模によって違いますが、

 

部活動に所属する児童数によっては

 

部活動を組織化することが重要になる場合があります。
小学校部活指導,心得

 

 

どういうことかというと

 

技術や技能面で考えたら

 

新入部員と既存部員では

 

練習内容が違います。

 

運動部はもちろん

 

文化部も基礎基本が大事です。

 

部活動の人数が多いからといって

 

新入部員を遊ばせておくわけにはいきません。

 

このような場合は先生方はどのようにしていますか?

 

 

 

私は5・6年生のアウトプットの機会としています。

 

日々の練習に慣れてしまっている高学年は

 

その練習の理由や意図を忘れてしまっていることの方が多いです。

 

それを新入部員に指導させることで

 

高学年も再確認できるし

 

新入部員とも仲良くなれる。

 

各学年バランスよく配置しチームとして練習させるのです。

 

 

 

もちろん教師はその様子を見て

 

必要な部分をアドバイスします。

 

道具の準備や後始末も

 

チームを組ませてローテーションさせています。

「勝つこと」は目標?目的?

先ほど紹介したサイト

 

バレーの素人が挑戦した小学生への指導

 

でも記事として書かれてありますが、

 

「勝つこと」は目標ですか?目的ですか?

 

これもいつも自問自答する必要があります。

 

 

 

もちろんスポーツですから勝った方が楽しいに決まっています。

 

でも「勝つこと」が目的になってしまってはいけません。

 

「勝つこと」が目的になった途端に手段を選ばなくなります。

 

だから部活動での体罰もなくならないのです。

 

 

 

「勝つこと」が目的だからです。

 

 

 

でも私たち教師は

 

「勝つこと」は目標にしなければいけないと思っています。

 

みんなで力を合わせて

 

一つの目標に向かってがんばるのです。

 

だからこそスポーツは尊いのだと思います。

 

(もちろん文化部もですよ^^)

 

 

目標に向かって頑張った結果

 

負けてしまうのなら

 

それはそれで価値があることです。

 

そこから何かを学び取れるはずです。

 

 

勝者を称える心

 

悔しい気持ち

 

次のステップへ向かう決心

 

 

こういう気持ちを子ども達が持てたなら最高です。

 

指導者としてこれ以上の心の成長はないと思います。

 

全国大会で優勝しない限りは

 

必ず敗者になります。

 

そこから何かを感じ取ることができる子どもに育てたいと思っています。

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