社会の指導案や教材観、学力について

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社会の指導案や教材観、学力について

このページでは小学校の社会科について書いてみます。
社会,指導案,教材観,学力

 

よく

 

「社会科は暗記だ。」

 

と言われますよね。

 

私はあながちウソではないと思っています。

 

しかし

 

もちろんそれだけではないとも思っています。

 

そこで、私が自分なりに

 

社会科を指導する際に気を付けていることは

 

 

@社会科における重要語句の定着を図る

 

A社会科における資料を読み取る力を育てる

 

B社会科における重要語句を用いて表現できる

 

 

この3セットです。

 

 

 

@の「重要語句の定着を図る」は

 

どの先生方もしっかり指導されていると思います。

 

いわゆる「習得」の部類に入ると思います。

 

でもなかなか1単位時間で定着を図るのは難しいです。

 

そこで私はよくワークにして子ども達に宿題にしたり

 

すきま時間を使ったりして取り組ませました。

 

歴史の授業参照

 

このようにして

 

とにかく重要語句の定着を図りました。

 

 

 

Aの「資料を読み取る力を育てる」は

 

算数でも学習済みのものではありますが

 

なかなかできないのが現状でした。

 

特に棒グラフや折れ線グラフの大きな変化には気づくのですが、

 

その大きな変化は何を意味しているのか

 

に気づけない子が多かったです。

 

また、資料を読み取る際に必要な基本技能の

 

グラフや表が作成された年代や単位など

 

そういうところに目が届かずに読み取りが浅くなっている場面も多くありました。

 

 

 

学力テストなどでは

 

2つの資料を組み合わせて考えさせる問題があります。

 

普段の授業から意識して取り入れてきました。

 

 

 

Bの「重要語句を用いて表現できる」は

 

言語活動の充実にもつながります。

 

例えばよく行われるのは社会科新聞づくりでしょうか。

 

もちろん毎時間、重要語句を用いてまとめさせることも重要です。

 

社会科の重要語句を用いて表現させるためには

 

重要語句が身についていなければいけません。

 

そのために@でも述べたように

 

重要語句を身に付けさせることが大事です。

 

 

教科は違いますが、

 

4年生の理科で空気と水の性質の違いを学習します。

 

空気のかさは押し縮められますが、

 

水のかさは押し縮められません。

 

この

 

「押し縮められる」

 

「押し縮められない」

 

の語句が身についていないと

 

子ども達はテストに自分の思ったような感覚で解答します。

 

「空気は減るけど、水はそのまま」

 

とか

 

「空気は少なくなるけど、水は少なくならない」

 

とか…。

 

これは子どもの感覚で解答していますよね。

 

授業でのおさえ方が少し足りないと思います。

 

 

 

社会でも同じことが言えると思っています。

 

 

 

「重要語句を身に付けさせ」

 

「資料を読み取る力を育て」

 

「重要語句を用いて表現できる」

 

 

今はそのように考えて指導しています。

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